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画像フォーマット

WebPとAVIF:次世代Web画像フォーマットの比較と選択ガイド

GoogleのWebPと新しい標準AVIFを比較します。圧縮率、画質、互換性の違いから、Webパフォーマンスの最適化に最適な選択肢を見つけましょう。

2026年6月29日· 最終更新日 2026年9月3日

WebPは2010年にGoogleが作ったウェブ画像フォーマットで事実上すべての最新ブラウザが対応しており、AVIFはAV1コーデックを基にした次世代フォーマットで同じ画質でもより小さいファイルになります。圧縮率ではAVIFが優りますが、エンコードが遅く対応範囲も狭いため、現在の実務上の既定値はWebPで、AVIFはトラフィックの大きいサイトが選択的に併用する構成が一般的です。

Webサイトの表示速度を上げるには、画像のデータ容量を削減することが不可欠です。古くから使われてきたJPGやPNGは、現在、次世代の画像フォーマットであるWebPやAVIFに置き換わりつつあります。これらのフォーマットは卓越した圧縮率を誇り、Webの高速化に貢献します。

WebP:Webのモダンスタンダード

WebPはGoogleが2010年に発表したフォーマットで、JPGより約25〜34%、PNGより約26%軽量です。可逆圧縮・非可逆圧縮、透過表示(アルファチャネル)、アニメーションのすべてに対応しており、ほぼすべての主要ブラウザで動作するため、現在のWeb画像最適化の標準となっています。

AVIF:究極の圧縮率

AVIFは、AOMediaが開発したAV1ビデオコーデック技術に基づくフォーマットで、WebPからさらに平均20〜30%もの容量削減を実現します。ディテールの細部表現に優れ、HDR(ハイダイナミックレンジ)カラーや10ビット/12ビットの色深度もサポートしているため、高精細な画像表示に最も適しています。

どちらを使用すべきか

使い分けの目安は次の通りです。

  • 一般的なWebサービス: 多くのデバイスでの互換性を重視する場合は、WebPをデフォルトにするのが安全です。
  • 極限までのデータ削減: 最新環境のユーザーが多く、転送量を限界まで削りたい場合はAVIFを選定します。
  • ハイブリッド対応: HTMLの<picture>タグを利用して、AVIFを最優先で読み込ませ、未対応ブラウザにはWebPやJPGを適用する書き方が推奨されます。

よくある質問

AVIFのほうが優れているのに、なぜ皆WebPを使うのですか?
ブラウザ対応の広さとエンコード速度のためです。AVIFは同じ画像の圧縮にWebPの数倍の時間がかかり、画像を大量に扱うサイトではサーバー負荷が無視できません。保存容量より処理時間がボトルネックになる場合が多いのです。
可逆保存はどちらが適していますか?
可逆の領域ではWebPが安定しています。スクリーンショットのように文字が多い画像では、実測で可逆WebPが17KB、PNGが94KBと5分の1以下でした。AVIFも可逆に対応しますが、この領域では利点がはっきりしません。
旧ブラウザへの対応はどうしますか?
HTMLのpicture要素にsourceを複数置くと、ブラウザが対応する最初のフォーマットを選びます。AVIF、WebP、JPGの順に並べれば、最新ブラウザは最も軽いものを、旧ブラウザはJPGを受け取ります。
SNSや文書に上げる画像もWebPでよいですか?
おすすめしません。ウェブの外ではまだ受け付けない場所が多くあります。官公庁の提出様式、古い文書編集ソフト、印刷所の入稿規定で拒否される事例があるため、提出用はJPGかPNGにしておいてください。

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